HTMLコーダーの報酬が安すぎる

2025-03-17T00:00:00+09:00 | 3分で読めます | 更新日時 2025-03-17T00:00:00+09:00

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HTMLコーダーの報酬が安すぎる

最近クラ〇ドワー〇スに登録してWeb系の案件を見たりしているのですが、HTMLコーディングの案件が安すぎるような気がします。

安いところだとトップページで8,000円、下位ページで3,000円~5,000円とかなんですね。

これって妥当なんでしょうか?
どのくらい貰えばいいのか、試算してみたいと思います。

経費

まずはかかっている経費を算出してみましょう。
フリーランスの方は自宅で作業することになるので、自宅を作業場所として提供します。
すべての場所を提供しているわけではないので、家賃・電気・水道は2割程度を経費として考えてみましょう。

項目月費用
家賃東京都の一人暮らし向き賃貸物件の平均は101,232円だそうです。
そこまでいかなくても80,000円くらいでしょうか。
16,000円
電気代最近高いですからね。一人暮らしでも平均して10,000円くらいでしょうか。
2,000円
上下水道代5,000円くらい?
1,000円
通信費自宅にネット回線を引きます。その費用は5,000円くらいですね。
フリーランスには必須なので全額費用とします。
5,000円
Adobe税FigmaもありますがPhotoshopやXDもまだまだあります。
年払プランで
7,780円
パソコン100,000円のパソコンを買ったとして、パソコンの法定耐用年数は4年です。
1年あたり25,000円。月額は約
2,000円
合計33,780円

その他の項目はいったん無視しましょう。
(ご自分で計算するときは盛り込んでもいいですね)

経費を時間あたりに直す

33,780円を160時間(20日×8時間)で割ります。
そうすると約211円になります。

自分の給料

東京都の最低時給は1,163円です。今回はこれで考えます。

結論

それに経費を加算して、時間当たり1,374円「最低の時間単価」 になります。

トップページで8,000円だとするとクラ〇ドワー〇スで20%の手数料を取られてしまいます。
手元に入るのは6,400円です。

先ほどの6,400円を1,374円で割るとかけて良い作業時間が出ます。
4時間40分がボーダーラインです。それも最低時給でのです。

この作業時間にはカンプの理解、カンプからの画像切り出し、HTMLコーディング、JavaScriptの実装・デバッグ、不明点の問い合わせと返答までの待ち時間、相手先レビュー後の修正、納品作業など、すべてを含んでの時間になります。

余程単純なカンプならこの時間での可能だと思いますが、少しでも複雑だとすぐにオーバーします。
何度も言うようですが、これでやっと最低時給が貰える程度です。
当然フリーランスですから、国民年金、健康保険、市民税がかかってきます。それを最低時給の中から出したらいくら残るのでしょうか。

また自分が持っているノウハウや、学んできた技術などに対する対価は全く考慮されていません。

発注者も自分の事業があるので大変だとは思いますが、こうしたワーカーたちのことを少し考えいただかないと、誰もやらなくなってしまう気がします。
AIで粗雑に作られたページが乱造される未来しか見えてこない気がするんですよね。

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このブログについて

もう30年近くプログラマーを続けている なんちゃってプログラマーが技術的なことをメモしたり、誰かに伝えるために記録しているブログです。

不正確な点があったり、もっと効率的な方法があると思います。その点は個人ブログだと思って辛抱していただければ幸いです。

このブログを書いている人

ShigeUe こと植西重史と申します。

「エイコン」という屋号でフリーランスとしてWebシステムやWebページ制作でのんびりまったりとお仕事をさせていただいております。
「エイコン」は「どんぐり」の英訳の acorn (エイコーンと読む)とパソコンなどの「コン」部分を合わせた造語です。

得意分野はPHP/Laravel、HTML・CSS、JavaScriptでしょうか。HTMLはセマンティックを意識したページの作成を心掛けております。

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